現在、2021年以降の公演計画を立てることは、上演までのリスクを考えるととても難しい状況にあります。
特に公演実績がまだそこまでない団体やこれから公演を立ち上げたい方にとっては、
新たな企画を立ち上げることに様々なハードルがあることと想像しております。
そのような状況の中、南千住の住宅を改装した公演可能なアトリエを持ち、主要スタッフが劇団メンバーで揃う我々gekidanUでは、演劇に対する志を持った方がよりよく、安心できる環境で演劇を作れる環境を提供するべく、昨年より始めている取り組みである「アトリエ5-25-6Produce」への参加団体を、改めて広く公募します。
技術スタッフからキャスティングまで、ご希望の範囲で企画やスタッフワークをお手伝いし、公演実施に向けて必要な要素をgekidanUがサポートします。
感染症対策や万が一の金額面のリスクなどもできる限り最小限に抑え、できる限り安心な形での公演を実現し、新たな作品を生み出していけたらと考えています。
来年以降の公演を検討している劇団様や、新たに演劇に取り組みたい個人の方など、演劇公演を行いたい全ての方々、まずはお気軽にご相談下さいませ。
<アトリエ5-25-6Produce 募集概要>
【申し込み条件】
演劇公演を行いたい団体/個人であれば全て応募可能
【ご提供内容】
●公演会場の提供
アトリエ5-25-6
https://gekidanu.com/atelier5-25-6
※キャパ最大30名(コロナ対策時~15名目安)
●アトリエ5-25-6の本番までの稽古場としての利用
●スタッフのご提供(利用したいスタッフセクションを選んでいただく形になります。)
-提供可能なスタッフセクション
・脚本
・演出
・舞台監督
・舞台美術
・照明
・楽曲制作
・音響
・制作
・宣伝美術(※外部の方をご紹介)
各メンバープロフィールは下記より
https://gekidanu.com/member
●劇団公式HP及び各SNSでの宣伝協力
●キャスティング
過去gekidanU/アトリエ5-25-6参加役者から配役のご希望イメージをお伺いしオファーします。
【公演費用について】
公演日×¥15,000~¥20,000をベースに、依頼いただくスタッフワークに応じて金額を決定します。
基本的に公演での想定収入が請求額を下回らぬように設定します。
例;公演日3日間5ステージ、音響/照明/舞台監督のご依頼の場合
※あくまで一例のイメージです。ご予算や公演の内容等によって都度ご相談となります。
<想定収入>
チケット料金¥3,000×12名×5ステージ
=¥180,000
<gekidanUへのお支払い費用>
・劇場費(期間中稽古場代込み) 15,000×3=¥45,000
・楽曲制作/音響費 ¥30,000
・照明費 ¥30,000
・舞台監督費 ¥30,000
=¥135,000
<この場合の主な他想定支出>
・キャストへのギャランティ
・衣装/小道具費
・宣伝美術費
【免責事項・コロナ対策等】
お問い合わせ後のお打ち合わせの際に詳細をご説明します。
基本的には公演実施における対策は劇場独自ガイドラインに準拠、
感染拡大に伴う公演中止の際はキャンセル料なし、それまでにかかった費用の実費ご請求となります。
【お問い合わせ/お申し込み~実施までの流れ】
①下記お問い合わせフォームより、
https://gekidanu.com/contact
題名を「アトリエ5-25-6Produce問い合わせ」とし、
メッセージ本文に
・(もしあれば)団体名
・希望公演期間|
・現状考えているgekidanUへの依頼セクション
・他ご質問事項
を記載の上、送信下さい。
②確認の上、劇団より速やかにご連絡の上、オンラインor対面でのお打ち合わせをもち、
スケジュールや諸条件を調整/確認の上、実施決定となります。
<gekidanUとは>
2012年に遠藤遊を中心に結成された団体。荒川区南千住を拠点に活動中。
現在の団員は
遠藤遊(脚本)、
ヒガシナオキ(演出/舞台監督/役者/制作)、
よりぐちりょうた(舞台美術/Web制作)、
電気マグロ(照明/アトリエ施工)、
鈴木明日歌(音楽/音響/役者)、
しろ。(制作)
の6名。
野外劇、住宅での家公演を中心に「誰かの原体験になるモノをつくる」を根底に、
言葉の力を重視し、「場所」とのつながりを意識した演出/創作が特徴。
主宰遠藤遊の旧住居である住宅を改造したアートスペース「アトリエ5-25-6」を運営し、
劇場・稽古場としての貸し出し、プロデュース公演の実施や、
毎年夏に開催している野外演劇フェス「弔EXPO」の開催など、
演劇を行うための「ハード」を作っていくことを活動のもう1軸としている。
アトリエ5-25-6Produce vol.1
くちびるに硫酸 #3 「あの星にとどかない」
作・演出 水野はつね
宇宙工学の研究をする若い科学者・マコト。
研究所の主であるカオルさんと一人娘のトコに支えられながら日夜研究に励んでいる。
ある日、マコトは自宅で謎めいたメモを見つける。
メモをきっかけに、夢とうつつの境目をさまようマコト。欠落した記憶と、繰り返しよぎる幻。
「幸福は確かにあって、だけど目には見えない。人は幸福の痕跡を目にしてようやく、そこに幸福があったことに思い至る。僕らは、……僕らはあのとき幸福だったんだ。まちがいなく。」
●出演
殿村雄大
伊藤優
亀井理沙
栄田真実
●会場:
●日時:
2019年
11月2日(土) 14時~/18時~
11月3日(日) 14時~/18時~
11月4日(月/祝) 12時~/16時~
※受付開始/開場は開演の30分前
●料金:
予約・当日共に 2,500円
●スタッフ:
企画統括 遠藤遊(gekidanU)
舞台監督 ヒガシナオキ(gekidanU)
美術 よりぐちりょうた(gekidanU)
照明 電気マグロ(gekidanU)
音楽/音響 鈴木明日歌(gekidanU)
制作 しろ。
衣装 栄田真実
宣伝美術 あきやまみ
【くちびるに硫酸】 @H2SO4onyourlips
水野はつねによる個人ユニット。
2017年3月にリーディング公演「あの星にとどかない」を上演し旗揚げ。京都市・大津市を拠点に活動後、現在東京都内在住。首都圏では今回が初めての企画となる。
基本的には企画・脚本・演出を水野が務めるプロデュース公演を行う方針。散文詩的なモノローグを軸に、主に愛や性をテーマに据えた作品を発表。
「手の回る範囲で、あくまで趣味として、だからこそしっかりと」、同人誌感覚で演劇作品を発表し続けることがひとまずの目標。
水野はつね(みずの・–)
1992年、滋賀県生まれ。同志社大学文学部美学芸術学科卒業。
2008年、高校入学を機に演劇を始める。
2017年3月、リーディング公演「あの星にとどかない」で個人ユニットを旗揚げ。
2018年2月「傘の尖り」を経て現在に至る。
アトリエ5-25-6Produce vol.2
犬小屋計画 「一人夜明けにパンを焼く」
原作・演出;サンいぬ(犬小屋計画)
脚本;遠藤遊(gekidanU)
演出補佐;gekidanU
夜は今日も眠れない。
夜勤明けの親友のために、病気がちの母さんのために、
一人夜明けにパンを焼く。
カーテンは開けない。
朝日を浴びて普通に生きていくことが、
僕には難し過ぎるから。
アトリエ5-25-6produce vol.2は、
同名漫画作品をgekidanUの全面バックアップにより舞台化した、
「犬小屋企画」初の演劇公演。
●出演
ヒガシナオキ(gekidanU)
鬼塚貴彬
日野あかり
きだたまき(ちち不在。)
●会場:
●日時:
2020年
3月19日(木) 19時〜
3月20日(金祝) 14時〜 19時〜
3月21日(土) 14時〜 19時〜
3月22日(日) 12時〜 17時〜
※受付開始/開場は開演の30分前
●料金:
予約・当日共に 2,000円
●新型コロナウイルス発生に伴う対応について
https://gekidanu.com/announce
●スタッフ:
企画統括 遠藤遊(gekidanU)
舞台監督 ヒガシナオキ(gekidanU)
照明 電気マグロ(gekidanU)
美術 よりぐちりょうた(gekidanU)
音楽/音響 鈴木明日歌(gekidanU)
原作補佐 むーちゃん(犬小屋計画)
制作 しろ。
宣伝美術デザイン サンいぬ(犬小屋計画)
宣伝美術レイアウト あきやまみ
【犬小屋計画】
漫画や小説を描く/書く創作同人サークル。活動十年目にして本以外にも活動を広げようとマルチユニットに転身、製作総指揮は非実在成人男性の三山田犬太郎。今回の原作になる漫画を担当したのはサンいぬ。