gekidanU活動の拠点である南千住の「アトリエ5-25-6」で行う家公演Vol.4は、
1公演毎の客席を従来の半分以下、俳優を複数チームに分け、2F/3Fでの別演目同時開演による公演回数の確保など、
観客/俳優にとって不安のない状態をできるだけ保った上で、
異なる脚本・演出の組み合わせによる3本の独立した作品をそれぞれ上演。
gekidanU家公演企画Vol.4
「With Home」
●会場
アトリエ5-25-6(荒川区南千住5-25-6) 2F/3F
●日時
12月4日(金)~6日(日)
12月10日(木)~13日(日)
●チケット料金
1演目チケット 2,500円
2演目チケット 4,500円
3演目通しチケット 6,000円
※複数公演チケットの精算は初回来場時
※クラウドファンディングにて10,000円の支援をいただいた方は1公演分無料(予約時にお申し付け下さい)
●新型コロナウイルス(COVID-19)対策について
独自のガイドラインを制定し、感染防止対策を行った上で公演を実施致します。
詳細は下記よりご覧ください。
https://gekidanu.com/wp-content/uploads/0927_guideline.pdf
●スタッフ
舞台監督 ヒガシナオキ(gekidanU)
舞台美術 よりぐちりょうた(gekidanU)
照明 電気マグロ(gekidanU)
音楽/音響 鈴木明日歌(gekidanU)
制作 しろ。(gekidanU)
宣伝美術 あきやまみ
【2Fにて上演】
「転がって若草」
脚本 木村美月(阿佐ヶ谷スパイダース) 演出 ヒガシナオキ(gekidanU)
<あらすじ>
古書店「古本やなせ屋」の2階。
アルバイトとして働く4人は住み込みの、いわゆる書生である。
ただで住む代わりに本屋の仕事を手伝い、創作に明け暮れる日々、を過ごせるはずが…。
何事も諦められれば楽なのに、
そうはいかないのが難しいところ。
居心地の良いリビングにはいつまでもいられないらしい。
家劇場で覗き見る4人の「頑張りかた」の話
<出演>
【3Fにて上演】
「面談室A」
脚本・演出 遠藤遊(gekidanU)
<あらすじ>
男が主張する。
「今日も仕事中にピアノの音が聞こえてくるんだ」
面談室では男の就労継続の為、今日も面談が行われる。
男は統合失調症。
幻聴が聞こえてくる。
陰口、罵声、繊細で美しいピアノの音色…。
「まだピアノの音は聞こえますか?」
男は更に続ける「“あいつ”のせいで俺の人生はパーンと弾け飛んだ。」
実際に起きた事件の「もう1人の被害者」を
1人のカウンセラーの視点から描く物語。
<出演>
【2Fにて上演】
「cooking for」
脚本・演出 ヒガシナオキ(gekidanU)
<あらすじ>
おかずには「とろみ」をつけると本格的にも見えるし、量も増えるし、ご飯も進むし、
他にも色々と良いことしかないと、一人暮らしを辞めてからすぐに教えてもらった。
それは正しかったなと、男はフライパンから匂い立つ香りと楽しげに自分を見つめる視線にふと思う。
徐々に出来上がる料理とともに会話が進む。
誰かのために、何かのために作る食事は、とても幸せなはずだ。
男が一人で料理を作って、ただ食べるまでの話。
<出演>
2012年の結成以来活動の拠点としてきた南千住の住宅を改装した「アトリエ5-25-6」で行うgekidanUの本公演。
小劇場に馴染みの無い層にも触れていただけるようなパッケージ作りとともに、公演を重ねる毎に「家劇場」としての空間の作り込み、整備を進め、演劇ファンにも驚きを届けられるようなこの場所ならではの作品づくりを目指していく。
※過去作品
2018年4月 Vol.1「きっと、綺麗な赤の上で」
2018年8月 Vol.2「火曜日の夜、水曜日の朝、サテライト」
2019年5月 Vol.3「金星」
※アトリエでのgekidanUによるプロデュース公演「アトリエ5-25-6Produce」
2019年11月 Vol.1 くちびるに硫酸「あの星にとどかない」
2020年3月 Vol.2 犬小屋計画「一人夜明けにパンを焼く」
詳細は下記より
https://gekidanu.com/5-25-6produce
【gekidanUとは】
2012年に遠藤遊を中心に結成された団体。荒川区南千住を拠点に活動中。
現在の団員は遠藤遊、ヒガシナオキ、よりぐちりょうた、電気マグロ、鈴木明日歌、しろ。の6名。
発足当初より、主宰遠藤遊の持ち物である駐車場を劇場として行う野外公演を開催。
下町の商店街に劇場を「出没」させて前は劇場、後ろは道路、横も道路、な空間を提供している。言葉の力を重視し、「場所」とのつながりを意識した演出/創作が特徴。
また、拠点としている住宅での公演・稽古場としての貸し出しや、毎年夏に開催している演劇フェス「弔EXPO」の開催など、「演劇」というハードを作っていくことを活動のもう1軸としている。
●問い合わせ先/各種URL
劇団公式メールアドレス gekidanU0211@gmail.com
公式Twitter @gekidanU