最近、今までやっていたバーの仕事の他に、南千住にあるゲストハウスのスタッフとして働きはじめた。
勤務時間は9:30〜18:30まで
今までは夜中まで営業している職場のバーに、グダグダ深夜2時くらいまでいて、そのあとお客さんと飲みに行って始発で帰ることが多く、何も用事が無ければ昼はずっと寝ていた。
だから昼食がなんて無いのが当たり前で、1日1食賄いだけみたいな生活だった。
でも昼間働きだすと、やっぱりお腹は空くもので、ここ最近は近くの食堂で昼食を取っている。
「仙成食堂」南千住にある老舗だ。
4年くらい前までは、山谷にいる労働者が利用していた余波で朝5時から営業していた。
僕らが20歳前後だった4年前、朝まで仲間と稽古して、この食堂でよく分からないなりにお芝居について話していたのを思い出す。
店「お、久しぶりです!またやんの?」
僕「はい、4月に家の中で芝居やります」
店「いいねー、またチラシ持ってきてよ、貼るからさ」
そんな何気ない会話が僕の活力になる毎日だ。
昨日はモツ煮込み定食を頼んだ。
となりの客は卵焼きを食べていた。とっても美味しそうだった。
どうやら+180円で卵焼きも頼めるらしい。
次に行った時は卵焼きを頼もう。
そんな些細な楽しみが肉体的にも精神的にも生活を支えてくれる。